ACT-1

山下 しんちゃ所有の
ダンカン クアトロ

Duncan Quatro

PROFILE
●ギターハウスRabスタッフ。ひるヘイレンでの活動から、ベーシストと勘違いしている人も多いが、するどいカッティングが信条のファンキーギタリスト。さすらいの酔いどれギタリストと人は言う(笑)。


 長い間放置していたこのコーナー。久々の名器を紹介いたします。某日、「HPの名器コーナー全然進んでないみたいやけど、ギターとアンプ協力するから、取材に来て!」というありがたい申し出をしんちゃさんから頂いた。というわけで、今回は、このコーナー初のお宅訪問を敢行。感謝感激の豪華二本立て。アンプの方も必見。

アンプへ

 早速、訪問するなり名器を拝見することに・・・。ルックスはトンガリヘッド・フロイドローズということもあり、メタルギター全開なのだが、やっぱり目を引くのが、日本の鬼才『川端稔』氏によるオリジナルペイントだ。スティーブヴァイのマーブルギターを思わせる・・・。

 『購入は1988年高校3年の夏、自動車学校資金という名目で、親からもらったお金に手を付けて購入。(笑)
 89年マヨネイズ在籍時にはメインで使用していましたが、現在は主に自宅にて練習用として使用しています。
 ハイポジションになるにつれネックが薄くなるというめずらしい構造をしていますが、ひいててそれに気づくことはありません。それくらい微妙だということがこのギターの製作が細かく正確だといえるかも。たしかに弾きやすい。
 フロイドローズの弦を止めるインサートブロックはチタン製にかえてあります。ハイの倍音がはっきりしてサスティーンがのびますが、全体的に軽くPOPなサウンドになります。もともと歪むギターなので丁度いいくらいです。 
 もちろん川端君のペイントには製作代を払いましたが今思えばこんなんでええんかいなというくらい格安でした。ペイントのコンセプトは、教会のステンドガラスに差し込む光です。ライブで使用時、観客の方でこのギターのペイントの中に神様の姿を見たという人もいます。たしかに何かが宿っているようです。』(本人談)

 ダンカンのクアトロというのも珍しいのですが、このギターにまつわるエピソードがかなり趣深かったです。(詳細はひ・み・つ)
 激しいカッティングやピッキングのせいかところどころペイントが剥がれかかっているのも味になっていい感じ。何かが宿っている雰囲気を持つこのギターやっぱ「ライブで見たい。」そんな衝動にかられるギターでした。若返り用なんて言わないでガシガシ使ってくださいね!

DATA

●楽器製造年:
●楽器入手年:1988年
(自動車学校資金で購入。)

●ボディ材: ライトアッシュ
●ネック/: メイプル/
●指板: ローズウッド
●ジョイント:
ボルトオン4点止め
●フレット数: 22フレット
●コントロール:
1Vo/5way pick up selector

●ピックアップ:
ダンカンリトル59/SSL1/59

●ブリッジ:
フロイトローズDチューナー搭載

●ペイント: 日本の鬼才『川端稔』氏によるオリジナルペイント。


↑2個取り付けられたストラップピン。ストラップの長さを変えずにに引っかける位置を変えることで、ギターの高さを変更する事ことが出来る。

↑ブリッジのフロイトローズには、一瞬にしてドロップDになるDチューナーが搭載。

 ギターのルックス通りに変更前は歪みの強い、いわゆるメタルギターな感じのタイプのモノが搭載していたらしく、ピックアップはフロントからダンカンリトル59/ダンカンSSL1/ダンカン59に変更されている。 
 ジャックを刺すと発光ダイオードが光るようになっていたコントロール部。(現在は点灯しない。)
 色々試行錯誤した末に、Vo/ピックアップセレクターといった今の状態に落ち着いている。